予想を遥かに超える段ボールの量でした。
実家に引越しなので、冷蔵庫とか洗濯機とかソファーとかベッドとか、大きいものはありません。
1番大きくてりったんのベビーベッド。
ただ、段ボールが・・・50個近くあります。
業者の方には、20個ちょい位になると思います~なんて伝えてたけど、とんでもなかった。
実家は庭付き一軒家とはいえ、 広くはありません。
というか狭いです。
実家も物が多かったのですが、母が頑張って片づけてくれました。
明日から少しずつ荷解きです。
私とゆったんとりったんは電車で実家まで来ました。
駅までは元旦那に送ってもらったんですが、 電車の時間がものすごいギリギリで、超特急で車から降りて「じゃーね!バイバイ!」と、とても軽い感じで別れました。
そのあと電話があり、間に合ったか聞かれました。
間に合ったことを伝えて切ろうとしたら「大好きだよ」って。
「はいはい」とあしらうともう1度「大好きだよ」って。さらには
「お前は?もう好きじゃないの?」と面倒な問いかけが。
好きか嫌いかで言えば、嫌いじゃありません。
でもラブの意味で好きかと聞かれると・・・です。
10年も夫婦だったんだから、今さらそんなラブは私には・・・です。
でもここで下手なことを言いたくないので
「う~ん・・・ってゆーか、大好きとか言われたって、そんなん嘘にしか聞こえないよ」と言いました 。
元「嘘じゃないよ、大好きだよ」
私「でも離婚を望んだんじゃん」
元「こうなったから改めて気づいたよね」
私「でも離婚を止めようとはしなかったじゃん」
元「止めようと思ったりもしたよ」
私「思っただけでしょ」
元「もう会社にも報告しちゃったしな・・・と思って」
私「何それ」
元「でも本当にお前と一緒にいたいし、ゆったんともりったんとも一緒にいたい」
私「何を言われても今さらだけどね」
元「そんなこと言わないで」
って。
夜、寝ようとしたら着信があったので、折り返しました。
元旦那も今日全ての荷物を運び出したので、住んでた家の掃除をしてました。
泣いてました。
昨日の卒園式でも、私より泣いてた元旦那。
今日も泣きながら
「今1人になってマジですげー寂しい」
「いろんなこと思い出しちゃってダメだ」
「今までは別に全然思い出したりしなかったのに、○○に行ったなとか、○○なことがあったな、とか、ここでみんなで過ごしてたこととか・・・すげー辛い」
「いつか慣れるのかな」
なんて言うから、 ケロッとしてる私は
「今だけだよ」「ゆったんが寂しがってるって言ったときに、すぐ慣れるよって言ったのは自分だよ」と言いました。
「新しいパパ作ってあげなよ」
と、また新しい人の話をするので、そうだねそうだねと適当に相槌をうちつつ聞き流してました。
まだ泣いてる元旦那。
「例えばさ、もし例えば5年後とかにお前に新しい人とかいなくて、俺が戻りたいって言ったら、戻ってきてくれる?」って。
え~・・・ないでしょ。
「今だからそんな風に思うだけだよ」
「望んでた1人の生活が始まったら、楽しくなってそんなこと考えなくなるよ」
「自分が辛いのは今だけだよ」
と励ましてあげました。
「お前は?辛くないの?」って。
「辛いっていうか、大変。ゆったんのことを考えると辛い。1番辛いのはゆったんだから」と言いました。
「何かあったらすぐ言ってね。できる限り助けるから」だって。
失った存在の大きさに心の底から後悔すればいい。
心が狭いかもしれないけど、私たちより幸せになってほしくない。
元旦那がこれから手にするものは自由な生活。
私たちが手にするものは精神的にも金銭的にも辛い生活。
どちらが幸せになりやすいかなんて一目瞭然だけど、それでも私たちより幸せになってほしくないと本当に思います。
心が狭いとか冷たいとか思われるかもしれないけど、それが本音。
新しい生活のスタートです。
今まで月1回位のペースで泊まりに来てたので、まだそんなお泊まり気分です。
引越してきた。
旦那はもういない。
もうここが帰る家。
そんな実感全くありません。
実感が湧くのは少し経ってからでしょうか。
どんな生活になるか想像もつかないけど、頑張らないと。
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