引っ越し、新しい生活の始まり 30

予想を遥かに超える段ボールの量でした。

実家に引越しなので、冷蔵庫とか洗濯機とかソファーとかベッドとか、大きいものはありません。

1番大きくてりったんのベビーベッド。

ただ、段ボールが・・・50個近くあります。

業者の方には、20個ちょい位になると思います~なんて伝えてたけど、とんでもなかった。

実家は庭付き一軒家とはいえ、 広くはありません。

というか狭いです。

実家も物が多かったのですが、母が頑張って片づけてくれました。

明日から少しずつ荷解きです。

 

私とゆったんとりったんは電車で実家まで来ました。

駅までは元旦那に送ってもらったんですが、 電車の時間がものすごいギリギリで、超特急で車から降りて「じゃーね!バイバイ!」と、とても軽い感じで別れました。 

そのあと電話があり、間に合ったか聞かれました。

間に合ったことを伝えて切ろうとしたら「大好きだよ」って。 

「はいはい」とあしらうともう1度「大好きだよ」って。さらには

「お前は?もう好きじゃないの?」と面倒な問いかけが。 

好きか嫌いかで言えば、嫌いじゃありません。

でもラブの意味で好きかと聞かれると・・・です。

10年も夫婦だったんだから、今さらそんなラブは私には・・・です。

でもここで下手なことを言いたくないので

「う~ん・・・ってゆーか、大好きとか言われたって、そんなん嘘にしか聞こえないよ」と言いました 。

元「嘘じゃないよ、大好きだよ」

私「でも離婚を望んだんじゃん」

元「こうなったから改めて気づいたよね」

私「でも離婚を止めようとはしなかったじゃん」

元「止めようと思ったりもしたよ」

私「思っただけでしょ」

元「もう会社にも報告しちゃったしな・・・と思って」

私「何それ」

元「でも本当にお前と一緒にいたいし、ゆったんともりったんとも一緒にいたい」

私「何を言われても今さらだけどね」

元「そんなこと言わないで」

って。

 

夜、寝ようとしたら着信があったので、折り返しました。

元旦那も今日全ての荷物を運び出したので、住んでた家の掃除をしてました。

泣いてました。

昨日の卒園式でも、私より泣いてた元旦那。

今日も泣きながら

「今1人になってマジですげー寂しい」

「いろんなこと思い出しちゃってダメだ」

「今までは別に全然思い出したりしなかったのに、○○に行ったなとか、○○なことがあったな、とか、ここでみんなで過ごしてたこととか・・・すげー辛い」

「いつか慣れるのかな」

なんて言うから、 ケロッとしてる私は

「今だけだよ」「ゆったんが寂しがってるって言ったときに、すぐ慣れるよって言ったのは自分だよ」と言いました。

「新しいパパ作ってあげなよ」

と、また新しい人の話をするので、そうだねそうだねと適当に相槌をうちつつ聞き流してました。

まだ泣いてる元旦那。

「例えばさ、もし例えば5年後とかにお前に新しい人とかいなくて、俺が戻りたいって言ったら、戻ってきてくれる?」って。

え~・・・ないでしょ。

「今だからそんな風に思うだけだよ」

「望んでた1人の生活が始まったら、楽しくなってそんなこと考えなくなるよ」

「自分が辛いのは今だけだよ」

と励ましてあげました。

「お前は?辛くないの?」って。

「辛いっていうか、大変。ゆったんのことを考えると辛い。1番辛いのはゆったんだから」と言いました。

「何かあったらすぐ言ってね。できる限り助けるから」だって。

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失った存在の大きさに心の底から後悔すればいい。

心が狭いかもしれないけど、私たちより幸せになってほしくない。

元旦那がこれから手にするものは自由な生活。

私たちが手にするものは精神的にも金銭的にも辛い生活。

どちらが幸せになりやすいかなんて一目瞭然だけど、それでも私たちより幸せになってほしくないと本当に思います。

心が狭いとか冷たいとか思われるかもしれないけど、それが本音。 

 

新しい生活のスタートです。

今まで月1回位のペースで泊まりに来てたので、まだそんなお泊まり気分です。

引越してきた。

旦那はもういない。

もうここが帰る家。

そんな実感全くありません。

実感が湧くのは少し経ってからでしょうか。

 

どんな生活になるか想像もつかないけど、頑張らないと。

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