どうしてもれなく「お父さん・お母さん」がいるのでしょうか。
「家族」の普通がそうであることは分かってるし、家族の大多数がそうであることも分かってます。
でも。
そうじゃない家族もいるんです。
温かい家庭やパパと仲良く過ごす子供や幸せそうな夫婦がCMで流れるたびに、すごく胸が痛くなります。
CMはイメージが大切だし、分かるんです。
分かってはいますが、辛いです。
子供向けのアニメにしたって、みんな「お父さん・お母さん」がいます。
家族=お父さん・お母さん・子供
っていう先入観を子供に植え付けないでほしい。
離婚したから思うことであって、私のエゴだと思います。
でも子供がよく目にするCMやアニメの中で、母子家庭や父子家庭の家族が1つでもあれば、そういう家族もいるんだと理解できると思うんです。
実際にゆったんのお友達にパパが一緒にいること前提で話をされたこともあります。
そのときは私に話してきてたので上手く返しましたが、低学年の子供の会話の中で家族の話題はちょこちょこあると思います。
特に子供の頃は自分の家庭が基準になるので、お父さんとお母さんがいる環境にいるなら、みんなも当然そうだと思ってる子が多いと思います。
私がそうでした。
うちは朝食も夕食も家族が揃ってました。
揃ってたといっても全員で3人しかいないんですが。
そういう環境だったので、周りのお友達もみんなそうだと思ってました。
お父さんは帰りが遅いから一緒に夕飯食べてない、というお友達の話を聞いてビックリしたのを覚えてます。
年齢がいけばいくほど、いろんな家庭があることを知っていきます。
離婚とか母子家庭とか、大人にとっては珍しくないことでも、子供にとったら「みんなと違う家の子」という認識になってしまうと思います。
でも、もしCMでもアニメでも、そういう環境の子もいるんだと認識していれば、父親がいない子が周りにいても受け入れやすいと思うんです。
「パパいないなんて変なの」とか「パパいないなんて可哀想」とか、パパがいないことを理由にいじめられたりとか・・・
ゆったんの同級生は少ないです。
りったんの同級生だって少ないはずです。
もしそんな少ない同級生の中で父親がいないことで何か言われたり、いじめられたりしたら学校にすら行けなくなるかもしれません。
クラス替えといっても少ないんだから大して変わらないでしょう。
私は小学生のとき6クラスだったので、クラス替えでかなり入れ替わりました。
それであればいじめがあってもクラス替えで全然変わります。
いじめ自体なくなることもあります。
だけど、ゆったんは少ない同級生の中で学校に通わなくてはなりません。
ゆったんもりったんも、同級生や周りのお友達に恵まれることを願うばかりです。
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